ゴルフギアマニアのレビューノート

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初心者ほどロストボールを使ってはダメな2つの理由

ゴルフショップに行くとロストボールがとても安く打っています。

安価なので、お手軽で入手しやすく、

スリーブで2000円とかする高級なボールも

6個で1000円とかの破格値で打っています。

ロストボールとは言え、

見た目はとてもきれいで目立つ傷もなければ、

とてもお得な買い物のように思えますが、

安易に購入するのは、ちょっと待ったほうがいいです。

よくゴルフの先輩から、

「初めはロストボールで十分」なんて言われて、ロストボールを使う初心者の人がいます。

僕もその一人でした。

だってスリーブで1700円もする、あのタイトリストのV1とかが激安で買えるのだから。

でも、そのせいでスコアを落としているとしたら。。。

この記事を読み終わったあとには考えが変わってるかもしれません。

今回は、そんなロストボールのお話。

そもそもロストボールってなに?

そもそもロストボールとは、コースで打った球が、

林や池に入っていしまい、持ち主が見失ってしまったボールのこと。

それを業者が回収・洗浄・漂白して、場合によっては再コーティングし、パッケージしてロストボールとして販売しています。

新品のボールが一度誰かに購入されてコースで使われ、それが回収され再び市場に出るので、新品よりも安価になっています。

ロストボールはハズレがある

前述の通り、ロストボールは見つけてもらえなかったボールなので、

回収されるまで、何日も、あるいは何ヶ月も野ざらしになっているものもあります。

中には池の中に長期間浸かっていたものもあります。

そんなボールは、当然劣化するので、見た目はきれいであっても本来の性能が発揮されません。

新品のボールも、車に長時間放置するだけで性能が変化すると言われています。

直射日光や寒暖差にさられたボールや、

水に浸かったボールは、ゴムが変質して性能が変化してしまい、

外面は再コーティングできたとしてもコアの部分は修復できません。

もちろん、新品で一度しか打たれていなくてOBなどでロストしてしまい、

それが運良く期間を置かずに回収され、新品同様ながらロストボールとして売られているものもあります。

つまり、ロストボールは、回収されるまでの状態が様々なので、

個体差があり当たりやハズレがあるのです。

ロストボールは性能がバラバラ

様々な状況に置かれたロストボールは、

どんなに見た目がきれいであっても、中身はどうなっているかわかりません。

運良く新品同様のものは、本来の性能を発揮し、ちゃんとまっすぐ飛んていくでしょうが、

ハズレを引いてしまった場合、球の重心がずれたり芯がおかしくなっていて、

同じスイングでも球がバラけて思うように打てません。

極端な例かもしれませんが、

この状態でコースで使えば、

本当はまっすぐきれいな弾道で飛ぶはず球も右へ曲がってしまってOBなんてことになります。

初心者の人は、球のせいで曲がってしまったのに、

自分のスイングのせいだと思い、打ち直しで左を向いて打って、

今度は真っすぐ飛んで左へOBなんてこともありえます。

これは、スイングのせいではなく、外れロストボールの個体差によるものです。

購入したロストボールが全て新品同様ならすごくオトクですが、

たぶん、そんなことはないと思います。

(僕も新品同様確定ののV1ボールのロストボールがあったら欲しいです(笑))

初心者ほど新品のボールを使うべき

上の理由から分かる通り、

「初心者なので何を打っても同じ」ではなく、

「初心者なら尚更新品のボールを使うべき」です。

それは新品ボールは性能の均一性が保たれているので、

ボールによるバラつきがなくなり、

正しくスイングすれば正しく飛び、

スコアアップに繋がるから。

ゴルフボールにもディスタンス系やスピン系など、

性能が分けられているということは、

ボールがスコアに与える影響があるということでもあります。

ということは、ボールをロストボールから、

気に入った新品のボールにかえるだけで、

スコアアップできる可能性が大きいということでもあります。

これならスコアアップのために

クラブを買い換えるよりも遥かにお得ですよね。

決して高いボールである必要はありません。

ダースで2000円弱のものや、バーゲン品で十分です。

今までロストボールでしかコースをまわっていなかったなら、

ぜひ一度、新品ボールを使ってみることをおすすめします。

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