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やってみたら実は簡単!グリップ交換は自分でやるととっても楽しい!!

ゴルフというスポーツでクラブと人間の唯一の接点がグリップ。

グリップはゴムやラバーでできているので時間とともに劣化して固くなったりツルツルになってきます。

最近は劣化の少ない樹脂製のグリップもありますが、使っているうちに指が当たる部分などがすり減ってきたりします。

そうなるとグリップ力が落ちてゴルフクラブを握っている手が滑りやすくなり、無意識のうちにクラブが飛んでいかないようしっかり握るようになります。

すると余計な力を入れてグリップを握っているので力んでしまってスイングがおかしくなってしまいます。

なので、そうなる前にグリップを交換する必要があります。

ラウンド数や練習量によりますが、一般的にグリップは1年程度で交換するのが理想的と言われています。

 

僕はこれまでショップでグリップを買ってそのまま交換してもらっていたのですが、最近グリップ交換が有料化され、工賃が1本300円程度かかるようになってしまいました。

パターを除く13本交換すると4000円くらいの工賃がかかってしまうので、この際なので自分で交換してみることにしました。

 

で、とりあえずお試しで交換グリップ1本とグリップ用のカッターや両面テープ、溶剤を量販手で購入して試してみました。

グリップメイト オン・オフ

別にバラバラで買わなくてもお試しならこんなセットになってるもので充分です。

僕は試しに1本やってみて、すごく簡単にできてしかもあまりにも楽しかったので、残りの12本も一気に交換しました。

もちろんその場合はこのキットだけでは全然足りないので、別途両面テープと溶剤としてキャンプとかで使うホワイトガソリンを買ってきて交換しました。

 

お試しなら、基本これと交換するグリップがあればOK。

クラブを支える万力とかあれば楽かもしれませんが、無くても問題なくできるので大丈夫です。

グリップ交換ってやったことないと難しいイメージがあると思います。

僕もそうでしたが、思い切ってやってみると意外と簡単にできてしまいます。

これ以外で絶対必要なのは「思い切り」だけです!

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やり方は簡単。

まずはグリップカッターでグリップを切り裂きます。

カッターがまっすぐ入らなくてもOK。要はグリップが取れれば良いので気にしないでビュッと切り裂きます。

注意はカッターでシャフトに傷をつけないこと。特にカーボンシャフトは傷がつくとそこから破損する可能性があるので注意です。

と言っても、グリップの肉をほんの少し残すイメージでカットすれば大丈夫です。

 

グリップが切れたらグリップをむしり取る感じでシャフトから剥がします。

シャフトに両面テープが残っているので、丁寧に剥がしてきれいにします。

テーラーメイドのクラブの場合、もしかしたらここが一番大変かもです。

テーラーメイドのクラブで使われている両面テープは、他メーカーと種類が違うのか剥がすのに結構手間かかかります。

タイトリストのクラブの両面テープは、気持ちいいくらい簡単に剥がせました。

 

両面テープを剥がしたら、シャフトをきれいに拭いて糊残りを取ります。

パーツクリーナーや無水エタノールがあると簡単に綺麗にできます。

 

シャフトがきれいになったら、交換するグリップの長さに合わせて両面テープを貼ります。

この時、グリップよりも5mmから1cm程度短めにテープを貼るのがコツ。

きっちりグリップの長さで無くても大丈夫。むしろ短めが良いです。(グリップからテープが見えるとかっこ悪いので)

テープの貼り方は、縦巻きや螺旋巻きなどありますが、とりあえず最初は縦巻きが簡単なのでおすすめです。

縦巻きは両面テープでシャフトの穴を塞ぐ形でサンドイッチすればOK。

グリップ先端側からテープを貼り始め、シャフトの穴をまたいで反対側へビーッと貼れば終了です。

(写真撮っとけばよかった。。。。)

 

両面テープを貼り終えたらテープの離型紙を剥がして、ペタペタをむき出しにしします。

そこに溶剤をビューっとかけます。ここは遠慮せずいっぱいかけます。

交換するグリップにもったぷり溶剤を入れます。この時グリップの小さい穴から溶剤がもれないように指で塞いでおきます。

グリップをシェイクして溶剤を充分に行き渡らせ、グリップに残った溶剤をシャフトのテープにふりかけます。

コツは溶剤をケチらずたっぷり使うこと。溶剤をケチると滑りが悪くなりグリップがうまく入らなくなるので贅沢にたっぷり使います。

 

溶剤で周囲が汚れる可能性がある場合は、古新聞やトレーなどで養生してください。

たぶん慣れればそんなに汚れないと思います。

 

たっぷり溶剤を注いだら、グリップの向きをフェースの向きと合わせて、シャフトの根本にグリップのクチを少し差し入れて躊躇すること無く一気にグリップを押し込みます。

この時、躊躇したり迷ったらダメです!思い切って一気にブシュッ!と入れるのがコツです。多少曲がって入っても後から修正できるので大丈夫。

グリップを引っ張りながら挿すとグリップが伸びてしまう場合があるので、ギュッと押し込むイメージで入れてあげると良いです。

万力などがなくても片手でクラブを持って反対の手でグリップを押し込めばOK、意外と力を入れなくてもスルリと入っていきます。

片手だとうまくできない場合は、部屋の壁の立ち上がり部分にクラブヘッドを当てて「つっかえ棒」の要領で、グリップを指したときにクラブが向こうへ行かないようにしてあげると簡単です。

 

グリップを入れたらグリップを下にして床にトントンしてしっかり根本までグリップが入っていることを確認します。

しばらくは修正できるので、ここでグリップの向きやネジレを修正します。

溶剤の種類にもよりますが、10分程度は動かせました。

 

あとは、溶剤やテープでペタペタしているのをきれいに拭いてあげれば終了。

溶剤やパーツクリーナーで拭いてもきれいになります。

半日から一晩乾燥させれば完成です。

写真撮らなかったので、文字だけで説明すると長くなりましたが、

要は古いグリップを剥ぎ取ってシャフトをきれいにして、両面テープ貼って溶剤かけてブシュッとやるだけです。

あとはチョコチョコ修正して放置プレーで乾かせば完成。

グリップ交換てたったこれだけなんです。

 

最初は馴れていないので1本交換するのに10分とかかかるかもしれませんが、何本かやっているとコツを掴んできます。

数本やって馴れてしまえば1本5分程度で交換できます。

最初はうまくできるか不安でしたが、やってみるとホント簡単にできます。

溶剤をたっぷりかければ力もそんなに必要ないので女性でも簡単にできると思います。

 

バックラインのあるグリップの場合は挿す時の位置合わせを少し丁寧にやれば問題ないと思います。

グリップを指した後はバックラインが真っ直ぐ(あるいは自分の好みに)になるように調整すれば大丈夫です。

微妙なラインを出したい方は、万力があると調整しやすくて良いかもしれませんね。

 

 

自分のクラブのグリップを自分で交換できると、思いついたときにいつでも交換できるし、気になるグリップも気軽にテストできるようになります。

それに、自分でクラブをチューンナップしている感じがしてクラブにも愛着が持てるようになります。

お気に入りのグリップが見つかればスコアアップにもつながるかもしれません!

グリップ交換、自分でやってみることホントおすすめします!!!

では!

 

 

 

 

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