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ゴルフで100切りを目指すなら知っておきたい8つのこと

ゴルフを始めて最初の目標になるのが100切りではないでしょうか。

一般的に100を切ると初心者から脱却して中級者の仲間入りと言われゴルフがさらに楽しくなります。

練習ではうまく打てるのにコースに出ると全くダメという人は、技術よりもちょっとしたことの積み重ねでスコアを崩していると思います。

そこで今回は100切りに必要なゴルフの考え方を8つにまとめてみました。

100切りを目指す人に少しでも役立てればと思いますので、お時間のある時にでも見てください。

1)100切りを目指すならOBや池を徹底的に避ける

当たり前だろと言われればそれまでですが、OBや池を徹底的に避けること。

こんなこと誰でもわかっていますが、100切を目指す人にとってラウンドを通してOBや池が一個もないなんんてことは意外と難しいことです。

でもコースでの考え方を少し変えれば、その確率を大きく減らしてスコアを落とすことを回避できます。

ネガティブな気持ちのまま打たない

「左のOB近くて嫌だな」とか、「右の池入ったらどうしよう」とか、気持ちがネガティブの状態で打つと不思議とネガティブな方の結果になりやすくなります。たぶん誰でも一度は経験していると思います。

なので、左がOBで嫌なら「右の○○へ向かって打つ」など、やるべきことを意識して打つようにします。

こうすることでやるべきことに集中でき、ネガティブな気持ちを無くして迷いのないスイングができます。

迷いのないスイングができれば自ずと結果も良い方向に行きやすくなります。

斜面をうまく利用する

例えば右がOBで左が斜面だとしたら、無理に真ん中に打つよりも少し左に打って仮に左へ行き過ぎても斜面でキックして戻ればOKくらいのイメージでスイングします。

するとOBの恐怖心が軽減され楽な気持ちでスイングできます。

斜面のラフがきつかったりすると斜面の途中で止まってしまうこともありますが、OBよりはマシだと思います。

ティーショットではできるだけ平らな地面を探す

ティーショットでOBを防ぐにはできるだけ平らな地面を探して打つことも重要です。

基本的にティーイングエリアは平らにできていますが、まっ平らなわけではなく、緩やかに傾斜がついていたり、でこぼこしている部分もあります。

それを気にせず少しでも先へと出べそギリギリにティーアップしてしまうと、傾斜があったり足元がぼこぼこの状態だったりとライが悪い場合があります。

安定したティーショットにするためにできるだけ練習場と同じ状態で打ちたいので、2クラブ分まで使えるティーイングエリアを目いっぱい使って、できる限り平らなところを探します。

その上で、どこにティーアップするか戦略に合わせて決めます。

無理に池越えを狙わない

セカンド地点から池越えの場合もよくあると思いますが、少しでも不安があるなら池越えは狙わず、手前で刻むとか池の無い方向へ打つなどして池へ入ってしまうことを避けます。

2)100切りを目指すならボギーオンでOK

ゴルフはパーが基準とされていますが、それはとても上手な人の話であって100切りを目指す上ではボギーオン狙いが良いです。

パーオンを狙ってセカンドで攻めすぎてOBや池なんてことになったらスコアも気持ちも最悪になってしまいます。

なのでパー4なら3打でのせて2パットでホールアウトを目指し、うまくいけばパー、悪くてもダブルボギーで回るようにします。

こうすることで気もちが楽になりスイングの力みもとれて良いショットが打てるようになります。

3)100切りをめざすならバンカーを避ける

OBや池と同様にバンカーも避けて戦略を立てます。

特にグリーン周りのガードバンカーは徹底して避けるようにします。

ガードバンカーは、アゴやピン位置、砂質によってプレッシャーが大きくかかり、1度で脱出できないばかりかホームランでOBやバンカーの往復などの危険性が高くなります。

なので、ピンを狙ってバンカー越えが必要なくらいなら、バンカーにかからない方向のグリーンに打って確実にグリーンオンを狙った方が得策です。

万一ガードバンカーにつかまってしまったら、とにかく1打で脱出できるよう心がけます。
欲をだして砂イチなんて狙ってはダメです。特にバンカーとピン位置が近い場合はピンを意識してしまいしっかり打てないことが多いので、ピンを意識から消してグリーンのどこかに脱出できればOKなつもりで打ちます。

4)100切りを目指すなら逃げることも必要

林はとにかく脱出優先

ティーショットが曲がってしまい林の中へ入ってしまうことはよくありますよね。

入ってしまったものは仕方ないので気持ちを切り替えて次のショットをどう打つかが重要になります。

ここでやってしまいがちなミスは、ピン方向を目指して狭い木の間を抜けようとすること。
まぁ、大体失敗して傷口を広げますよね。

そもそも、狭い木の間を抜ける技術があればとっくに100切りできていますよね。

なので、まずは林から抜け出すことを優先してできるだけ脱出しやすい方向へ打ちます。

たとえそれが後ろへ下がることになっても木に当たって大けがするよりは遥かにマシです。

時には勇気をもって撤退することも必要です。

急な斜面では距離を求めない

ショットが逸れて急な斜面で止まってしまうこともよくありますよね。

そこからグリーンが狙える距離だと、グリーンを狙って長いクラブを持ってしまうなんてことありますよね。

でもそもそも自分が安定して立てないような斜面で長いクラブを振り回したってまともに当たるはずがないんですよね。

なので、短いクラブでスリークォーターかハーフショットで打てる範囲でライのよい場所に打ち、そこからグリーンを狙います。

「逃げるが勝ち」という言葉もありますが、とにかく技量に見合わない無茶な攻め方をしないでレイアップして逃げることも大事な戦略です。

5)100切りを目指すならピンは狙わない

ピンを狙って打つのが当たり前でしょと言われそうですが、100切りを目指す上では無理してピンを狙わずグリーンに乗ればOKとして、できる限り安全な場所に打つのが得策です。

日本のゴルフ場はグリーンが受けていることが多いので、可能であればグリーンはパットが登りのラインになりやすい手前から攻めたいところですが、そうすることでリスクを伴い狙えないのであればグリーンのどこかに乗ればOKな気持ちで打ちます。

ピンがグリーンエッジに近いところに切ってある場合などは、あえてグリーンを狙わずグリーン手前の花道に落としてそこからパターで転がすという考えもありです。

6)100切りを目指すならパット数は40以下に

一般的にスコアの40%はパターだといわれます。

例えばスコア110でラウンドしたとするとパット数は110×40%=44パットとなります。
44パットということは1ホール当たり44÷18=約2.44パット。
1ホール2パットから3パットとでしょうか。

もし仮に全ホール2パットで回れたらパット数は36になりこれだけで8打縮められます。
さすがにすべて2パットは厳しいとして、100切り、つまりスコア99の40%で39.6打なので、40パットで回ってこれたならマイナス4打でき、スコアは106になります。

残り7打をOBを打たないとか無茶をしないとかで乗り切れれば見事100切り達成です。

ショットよりもパターの上達がスコアを縮めるのに近道だといいます。
パター練習は家でもできるくらい手軽な割に地味で面白みに欠けるのでなかなか続けにくいですが、そこを頑張って毎日少しでも練習します。

パットが上達すれば100切りどころか90切りも見えてくると思います。

7)100切を目指すなら球は曲がるものとして自分の球筋を決める

ゴルフで真っすぐな球を打つのは意外と難しいです。

プロでも自分はドローヒッターとかフェード系とか言っていますよね。

もちろん、毎回完璧に真っすぐな球を打てればそれに越したことはありませんが、それはかなり難易度が高いと思います。

なので、自分の球筋を右か左、どちらかに決めてしまうのです。

仮に現状右へ打つことが多いならフェード系やスライサー。
左に打つことが多いならドロー系やフッカーといった具合に自分の球筋を決めててしまいます。

そしてコースでも決めた球筋で打つようにします。

そうすることで、球筋と反対側のミスを消すことができます。

例えばドローヒッターやフッカーなら、右へのミスを消すことができ、さらに右にOBや池があったとしても躊躇なく打てるようになります。

これだけでも精神的にかなり楽になり、左のミスは想定内なので最初から少し右を向くとか、ティーイングエリアの右側でアドレスするとかいったこともできるようになります。

これがストレートボールだとミスをした時に左右どちらも出る可能性があるので、狙えるエリアが狭くなりショットが難しくなります。

なので、ボールは曲がるものとして捉え自分の球筋を決めてそれが安定して打てるように日々練習します。

8)100切りを目指すなら打ちにいかない

ティーショットで力んでOBとかアプローチでザックリやトップなんてことありますよね。

もちろんライの影響もありますが、実はメンタルが原因の場合も多いのです。

その証拠に素振りではうまく振れていませんか?
素振りでダフッりするひとあまりいないと思います。

つまり、いざボールを目の前にすると体が素振りの時のように動かずミスショットになってしまうのです。

それはボールを目の前にすると、「ちゃんと当てなきゃ」「曲げたくない」「ミスしたらどうしよう」「飛ばすぞ!」などと考え、ボールを意識しすぎて無意識のうちに前のめりになったり、スイングが早くなったり、体が硬くなったりします。

その結果、ミスショットをして「やっちゃったぁ」となり、次に同じような状況になった時にまた悪い方に意識してしまい再びミスをするという悪循環に陥ります。

なので、スイングの時はボールを意識から消してしまう、もしくはスイングの途中にボールがあって、スイングしたら勝手にボールに当たるイメージを持ちます。

決して当てようとか打ちに行こうと思わないことです。素振りのイメージでスイングする。そして気持ちよく振り切る。

これができればショットも安定しミスも激減しスコアアップが見込めます。

まとめ

いかがだったでしょうか。

以上100切りを目指すうえで必要な考えをまとめてみました。

ここまで読んでもらえたならお気づきかと思いますが、ほとんどが技術ではなくメンタルだったり戦略といった部分で、気持ちや考え方でクリアできるものばかりです。

とにかく無謀な攻めをせず、時には撤退をしながらじっくり攻略していく。

スイングは自分を信じてやるべきことだけに集中して迷わず振り切る。

これができれば100切りはできます。

たとえ仮に100が切れなかったとしてもハーフで50を切れれば100を切る技術もメンタルもできつつあることになります。

100切りが見えてくると、今までコースをバタバタと走り回りカートにも乗れず景色を見る余裕もなかったのが、まるで嘘のように余裕がでて落ち着いてラウンドできるようになります。

そうなればもう時間の問題です。

100を切ると同伴者やゴルフ仲間からすっごく褒めてもらえます。

上級者からしたらたかが100なんでしょうが、されど100です。

コンペでも上位入賞の可能性も高くなり、ゴルフがもっと楽しくなります。

この記事が誰かのお役に立てたならとてもうれしいです。

  • この記事を書いた人

さぶにく

ゴルフ場勤勤務経験のあるギア好きゴルフマニア。 クラブやギアなどゴルフにまつわる記事を自身の体験や経験をもとに発信しています。

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