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超進化!ガーミンのゴルフGPSナビ アプローチS62 ラウンド編

さぶにく

ゴルフ場勤勤務経験のあるギア好きゴルフマニア。 クラブやギアなどゴルフにまつわる記事を自身の体験や経験をもとに発信しています。

GARMINアプローチS62

今回で3回目となるGARMINアプローチS62のレビュー。今回はいよいよラウンド編。

アプローチS62の基本的な使い方

ゴルフにおけるアプローチS62の基本的な使い方はS60とほぼ同じ。

ゴルフ場に着いたら本体右上のボタンを押し、ゴルフをタップして起動させる。

しばらくGPSで現在地の補足が入り、その後近隣のゴルフ場のリストが表示されるので、該当のコースをタップし指示に従っていけばOK。

ここでスコアを記録するにチェックすれば、スコアが記録できるようになる。

S62はGPSの補足が速くなったのか、ここで待たされる時間が短くなったように思う。

アプローチS62でやっと改善された謎すぎる9ホール設定

僕の中でS60で不満の1・2位を争っていたのがコレ。

9ホール問題。

何かというと9ホールのコース複数あるゴルフ場の場合、指定された二つの9ホールコースをあわせて18ホールとして扱うけど、これの設定がS60の場合謎仕様で理解できなかった。

だって、前半終了時に「あとでラウンド継続する」ってタップしているのに、後半開始の際に「一度ラウンド終了」を選択しなきゃいけないっておかしすぎる謎仕様!

しかもこれがうまくできないと前半のスコアはすべて消えてしまうし。。。

これがアプローチS62だとかなりスッキリし、9ホールコースが複数ある場合は一番最初の段階で9ホールか18ホールか選べるように。

さらに18ホールを選択した場合バックナインもこの時点で設定できるようになった。

最初にすべて設定してしまうので、ハーフ修了時や後半開始時に戸惑うこともなく安心してプレイできるようになり、とても快適になった。

個人的にはこの改善だけでも十分に「買い」に値するくらいうれしいアップデートだ。

画面の大型化は想像以上に快適

ラウンドがスタートしてしまえば、距離の確認とハザードの位置とそこまでの距離、レイアップポイントまでの距離の確認などの使い方がメインとなる。

この辺に関しては基本的な部分はS60と同じなのだが、細かな部分や特にMAP部分で大きな改善が見られた。

画面が大きくなったことでMAPが格段に見やすくなった

僕の老眼が進んでいるせいかもしれないが、S60はMAPの視認性がイマイチでパッと見ただけでは状況判断がしにくかった。

さらにMAPをタップすると拡大表示され、っていうか拡大され過ぎ!で完全に迷子状態に。

まぁ、落ち着いてゆっくり操作すれば良いんだろうけど、スロープレーにもなるしで、だんだんと使わない機能になっていった。。。

対してS62はたった8%の画面の大型化が想像以上に効果大でMAPの視認性がすごく良くなった。

写真撮り忘れたがMAPをタップすると、これまでの拡大表示ではなくそれぞれのハザードポイントまでの距離が表示されるようになった。

さらに画面下に現れる矢印をタップするこですべての任意のハザードの距離、レイアップポイントまでの距離が順次切り替わりで表示されるので、奥のバンカーには届かないから安心して打てるとか、次のショットの参考になる値が簡単にチェックできるようになった。

これはとても大きな進歩で、S60のMAP機能に嫌気がさして別途ポケットに入れる大型のGPSナビを使っていた身としては大変ありがたいアップデート。

これなら大型GPSナビなしで十分いけます。

動作がサクサク!ストレスフリー!

S60では多少動作がもっさりする部分があり、ショットの登録やスコアの登録でちょっと待つ感じがあったが、アプローチS62はそれが改善され動作が軽快になった。

ショット時のクラブの登録もスルスルっとスワイプしてポンッってタップすればOK。S60はこの動作でも少しもたつく感じがあったのでショットの登録は面倒に感じたことが多かったが、アプローチS62は全く問題なくストレスフリーで登録できる。

話は逸れるが、S60ではクラブトラッキングシステムのアプローチCT-10も一緒に使っていたが、クラブを変えたりグリップを変えたりしたこともあり、昨シーズンの後半から使用をやめている。

アプローチCT-10はショットを自動で記録してくるスグレモノだが、何度かグリップエンドから外れそうになったり(実際2個ほどなくした)パターのグリップによっては使えなかったりしたのでやめてしまった。

そんなこんなでS60の時はショットを自分で登録するのが面倒に感じたが、S62は軽快な動作のおかげでまったく面倒に感じなくなった。

ティーショットの方向も登録可能に

スコア登録時に、ティーショットの方向も登録できるようになった。

これで自分のショットの方向性が統計的にまとめられ自分の癖がわかるようになる。

風の強さや方向がわかる。。。

スマホのアプリと連携させることで、風向と強さがわかるようになった。

おそらくアプリを経由してどこかから天気情報を取得して表示しさせているのだと思うが、正直いらないかなと。。。

というのも、ゴルフ場近隣を含めた周辺全体の風を掴むには良いと思うが、実際にはホールごとに風の強さが違ったり、ティーイングエリアではフォロっているのにグリーンではあげているなんてことがしょっちゅうあるからだ。

実際、体感5m位の強風が吹いているのに風速1mと表示されたことがあり、うーん、、、となった。

また、風向は常に表示されているわけではなく、いちいちメニューを開いてやらないとなので、なんとも使い勝手が悪い。

プレー中にいちいちメニューを開いてスワイプして、、、なんてやってるくらいなら、足元の芝をちょっとつまんで飛ばした方が圧倒的に早くて正確である。

バーチャルキャディーってどう?

アプローチS62の新機能の目玉のひとつがこのバーチャルキャディ。

ラウンドを重ねることで、持ち主の番手別の飛距離を把握し、その時々にあったクラブとショットの目標位置をアドバイスしてくれる機能だとか。

まだ、やっとバーチャルキャディが使用OKになるくらいしかラウンドできていないので何とも言えないが、現時点ではどうなの?って感じ。

なんの変哲もない普通のホールのティーショットで5番アイアンがオススメと表示されたり、写真のように9番とかPWで行ける所で7Iとアドバイスされたり。。。

まぁこの場合は7番でレイアップすることが多いので、その分7番の飛距離が短いと学習してしまったんだと思うが。

正直、もっとラウンドを重ねないと本当の良さはわからないといったところか。

そのほか、MAPの3点距離計測やピンポインターなどはそのまま継承されているようだ。

高低差を加味した距離表示もそのまま継承されている。

正直S60の高低差はあてにできなかった(明らかに打ち下ろしでも、打ち上げと表示されることがあった)が、今回は改善されていることを願う。

アプローチS62はバッテリーの持ちが最強!!

ここまでいろいろかいてきたが、最後にして最強のアップデートがこれ!

バッテリーの持ち!!!

とにかく全然減らない!!!

1ラウンド回っても15%しか減っていない!

残り15%ではなく、たった15%しか使っていないのだ!!!

S60は購入当初は1ラウンド終わりで残が25%程度だったと記憶しているが、経年とともにバッテリーの持ちがわるくなり、ついにはちょっと混んで回るのに時間がかかるとラウンド終了までバッテリーが持たなくなってしまった。

これを回避するために、フル充電はもちろんのことゴルフ場に着くまで電源を入れないでおく、なんてことをやっていた。

ところがアプローチS62はもうまったく問題ない!

バッテリーで頭を悩ます心配は皆無だ!!

ラウンド終わりで15%減、なんならもう1ラウンドいっても大丈夫な感じである。

ラウンド終わってそのまま1週間程度普段使いで使ってもまったく問題ないくらい持ちがよい。

何度も言うが、アプローチS62の最大のアップデートで最強のアップデートだと思う。

S60でバッテリーに悩まされていた人は買い替えを検討すべきと言ってもいいくらいだと思う。

まとめ

4月に満を持して登場したアプローチS62は、S60の課題だった部分をみごとにクリアして、洗練されたデザインと大型化されてさらに精細になった液晶、これでもかと大容量化されたバッテリー、レスポンスの向上、UIの改善など様々な部分で進化を感じられるナビになったとおもう。

価格はお世辞にもリーズナブルとは言えないが、ゴルフガジェット好きなら持っていて損はないアイテムだと思う。

普段はスマートウォッチとしても使えるしライフログもあるので、ゴルフに限らず普段使いでも十分に活躍してくれると思う。

今なら初回5000本限定でアプローチCT10が3つ同梱されたスペシャルセットも販売されいる。CT10は3つで1,3000円位するのでそれだけでも実質1万円以上お得になる。ぜひ狙ってみてはどうだろう。

では!

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