あっ、これから書く記事の内容と上の写真は関係ないので予めご承知おきを。。。
それは去年のできごと。
大手ゴルフ量販店でアイアンセットを新品で購入。
僕は以前のブログにも書いたけど、クラブを買うとすぐに重さを測るんです。
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揃ってますか？ゴルフクラブの重量フロー
ゴルフクラブを買い換えるとき、クラブの重さって気にしてます？アイアンはセットで買うことが多いと思うので問題ないと思いますが、ユーティリティやフェアウェイウッドなどを単品で買った際にクラブの重さがとても ...
この時も購入後すぐに5番からPWまで一本一本測っていったのですが、なんとピッチングだけ異常に軽いんです。
9Iよりも約5gも軽いんです！
一般的にゴルフクラブは短くなるほど重くなるのが通常なんだけど、購入したアイアンは９IとPWが逆転してるのです。
他の番手は4gから9g位の間でちゃんとフローしているんだけど、なぜか９IとPWが逆さまに。
さすがにこれは良くないでしょってことで再び購入店へ行き状況を説明。
店員さんもさすがにこれはダメでしょってことでメーカーに問い合わせくれたんだけど、帰ってきた答えは”公差の範囲だから問題ない”と！！
は？ ゴルフクラブはフローしているのが当たり前でしょ？ なのに公差の範囲だから問題ないとは。。。。
さすがに店員さんもそりゃないでしょってことで食い下がってくれて、とりあえず全番手を送ってチェックしてもらうことに。
ってことで全番手がメーカー送りになり、、、。
個人的には新品交換してよって思っていたけど、あいにく在庫がなく、、、。
ってことで、最終的にPWはちゃんとフローした重量のものに交換してくれたんだけど、まさか重量が逆転したものが売られているなんてびっくり。
それも公差の範囲って。。。
よく、ゴルフクラブは製造公差が大きく、同じブランドの同じクラブ、同じ番手でも重量やなんとなく顔つきが違うことはよくある話。
今の技術ならもっと精度高く作れそうなものだけど、なぜかそういう世界。
で、あとでわかったんだけど、交換の際にメーカーが言っていた「公差の範囲」ってのは、PW単体で見た場合の話で、クラブ単体で見たら公差の範囲内なので製品として問題なく成立するんだそうです。
で、今回は、たまたま公差の範囲で重めの９Iと軽めのPWが一緒のセットになってしまい、フローが崩れたということらしいです。
うーん、、、おいおいってな話ですが、実際の話なのでみなさんもクラブを買われた際はぜひ重量をチェックしてください。
もしかしたら逆転してるかもしれないですよ！
あっ、ちなみにロフトとライ、長さについてはちゃんとスペック通りでした。
こんな出来事があったせいか、ショップの人が気を使ってくれて一本一本チェックしてくれました。ありがとうございます！
では、なぜ、そもそも、クラブは重量フロー、つまり短くなるにつれて重くなっていないといけないのか。。。。
それはクラブの振り心地を揃えたいから。
例えばゴルフクラブの中で一番軽いクラブはドライバーで、物にもよるがだいたい300g前後。
パターを除くと一番重いクラブはウェッジで、物にもよるがだいたい450g前後。
ざっくり150gの違いがあるんです。
では、ドライバーがウェッジと同じ450gあったら。。。
もちろん長さは45インチ前後で、、、。
たぶん、まともに振れる人なんていないんじゃない？
逆にウェッジが300gだったら、長さは35インチくらいで。。。
たぶんバランス出なくて（ヘッドが軽すぎて）打てないと思います。
例えばアイアンセットで7番だけ異常に軽かったら、、、。
たぶん7番だけトップ連発になると思います。
もし、1本だけ振り心地がおかしかったら、重量を測ってみてください。
もしからしたら、、、、かもしれませんよ。。。
つまりゴルフクラブは上のようなことが起きないよう、番手が短くなるにつれて重量を重くして全体の振り心地がなるべく近くなるようにしていのです。
これ、意外と知らない人いるみたいで、僕のまわりにも「6番だけなんか打てないんだよなぁ」とか、「サンドが異常に軽く感じて」って人がいました。
前者については6番だけ軽く5番と6番がほぼ同じ重さ、6番と7番の重量差が13gもありました。
その人はとりあえず鉛を貼ったら以前より良くなったそうです。
サンドが異常に軽く感じるって言ってた人は、サンドだけ単品購入し、入っていたシャフトはNSPRO950、ほかのウェッジはなぜかDGのS200、そりゃ軽いでしょあんた！
どうやら、シャフトをちゃんと見ないでヘッドと値段だけで買ってしまったようです。
その人は結局ウェッジを買いなおしました。まぁ、そもそも特価だったから痛手も少なかったようです。
たぶん、このブログをご覧の方やまわりの方にもこんな経験をされた方がいらっしゃるかと思います。
ゴルフクラブの重量はキッチンはかりで簡単にチェックできるので、あなたのクラブを知るためにもぜひやってみてください。
では！
クラブの重量フローについてこちらの記事にもっと詳しく書いています。（エクセルのチェックデータもあります）
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