先日、ねじれたフェースで話題のテーラーメイドの新ドライバーシリーズ、M3 M4ドライバーを試打してきました。
テーラーメイドM3 M4ドライバー共通の特徴
![ツイストフェース](https://i0.wp.com/golf.ricerca9.net/wp-content/uploads/2018/02/a989011c999b2ce643f95d4283b9514144b8e54c_xlarge.jpg?resize=300%2C200&ssl=1)
M3 M4ドライバーは新技術のツイストフェースが話題。
ツイストフェースは、フェースのトゥー側とヒール側がねじれた構造で、
このねじれによって打点が芯からズレて当たっても打球が曲がりにくくなり
直進性があがるという革命的なテクノロジー。
打点の安定しない僕みたいなヘタれゴルファーの救世主になるかもという凄い可能性が詰まっています。
といって実際にフェースを見ても、
僕にはねじれている感じはしません。
触っても正直わかりません。
ツイストフェースばかり話題になっていますが、
実はもう一つの特徴があります。
それは「ハンマーヘッド」という新テクノロジー。
フェーススロットを内部に2本の硬いリブで補強して、薄く柔らかくなったフェースとの効果でスイートエリアを拡大し、反発係数最大値に近い高い反発係数を実現するというもの。
つまりより飛ぶようになったということ。
ハンマーでバチンて叩いて飛んでいくってイメージなんでしょうか。
テーラーメイドM3ドライバーを試打
![](https://i0.wp.com/shop.gimg.jp/gdogolfshop/images/goods/000054/0000545853/0000545853.jpg?w=920&ssl=1)
ということでまずはM3ドライバーから試打。
スペックはロフト9.5度、シャフトはKUROKAGE TM5のSシャフト。
M3にはソールにテーラーメイドお得意のトラックポジションシステムが搭載。
今回はY字型に調整でき、二つのウェイトでそれぞれの打ち方にあった調整ができるようになっています。
今回はノーマルポジションで試打。
構えて最初に思うのは、クラウンのカラーリングが白と黒のツートンからシルバーと黒のツートンになって、落ち着いた感じになったかなという印象。
個人的にはツートンというのがイマイチなのですが、シルバーのクラウンは地面との境界がはっきりして構えやすいですね。
フェースもスクエアなのかすっと構えられました。
軽く素振りすると、ヘッドの重さも感じられて僕好みです。
打ってみると、パシンッという音と柔らかめの打感で好感触。
何級か打って平均240ヤード。
一球だけ変なところへ飛びましたが、それ以外はあまり散らばることなくフェアウェイに。
今まだと、スライスしそうなあたりでも、比較的まっすぐ飛んでいき、確かに曲がりにくいです。
つかまりにくい印象はないです。
ハンマーヘッドの影響なのか、芯に当たると出る、ビシッ!という少し高めで強い音が、ちょっと心をくすぐります。
感触は極めて良好です。
ただ、僕の打ち方では、ちょっと球が上がりきらない印象。
若干低めの中弾道で、もう少し上がれば距離も伸びそうな感じ。
前作のM1よりも音も打感もよくなり、とても打ちやすくなったと感じました。
テーラーメイドM4ドライバーを試打
![](https://i0.wp.com/shop.gimg.jp/gdogolfshop/images/goods/000054/0000545865/0000545865.jpg?w=920&ssl=1)
あのDJことダスティン・ジョンソンが433ヤードをあわやホールインワンという、
とんでもないことをやってたちまち話題になったM4ドライバー。
僕もこれなら400ヤード打てるかも、、、なわけありませんが、
いろいろ期待をさせてくれるドライバーです。
こちらはM3ドライバーのようなトラックシステムは搭載しいないかわりに、
ヘッド後方にウェイトが仕込まれています。
これにより、前作より低く深い重心と慣性モーメントがアップしているそうです。
ソールには打感、打音を向上させる「ジオコースティックデザイン」が採用されているのですが、
どうもこのデザインが安っぽく見えて好きになれません。(笑)
試打スペックは9.5度 シャフトはFUBUKI TM5。
まず思うのが軽い!
300gをわずかに切って299g。
僕にはちょっと軽いです。
でも、M3同様スッと構えられます。
軽いのでちょっとゆっくり目にスイングしてみたのですが、
初球から230ヤード。
パシンッという心地よい音ともに柔らかめの感触が好印象です。
M3よりも簡単に振れる感じがして、やさしいです。
弾道も高弾道で飛んでいき、左右のばらつきはM3よりも少なめ。
ほぼフェアウェイセンターといった感じ。
軽く振って飛んでいくのでM3よりはるかに優しいです。
ゆっくりしたスイングで軽く振って飛ばしたい人はM4がオススメですね。
流石にぶっ叩くと暴れてしまいますが、重めのシャフトでならいけそうな感じです。
テーラーメイドM3・M4ドライバー試打まとめ
前作のM1・M2ドライバーがまったく打てなかったのが嘘のように打ちやすくなったM3・M4ドライバー。
打感も打音もずっと良くなって、芯を外しても曲がりにくいし、
いいことばかりなので、予算があれば欲しいなと思いました。
M3・M4、正直悩みますが、
M3なら10.5度、M4なら重めのシャフトでってところでしょうか。
M3のYトラックでウェイトといろいろ調整するのも楽しそうですね。
キャロウェイのROGUEドライバーと人気を二分しそうなM3・M4ドライバー。
両方試打しての僕の感想は、圧倒的にテーラーメイドM3・M4ドライバーですね。
打感も打音もこっちが好みだし、なにしろ打ちやすいし。
次、チャンスあったら重めのシャフトで試打してみたいです。
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