ゴルフのスコアの40%を締めるといわれるパター。
簡単に思えるたった1mのパットも、
いざ打つとなると意外と緊張したりします。
そんなパターですが、
「パターの距離感がなかなか合わない」という人、多いと思います。
僕もその一人で、オーバーしたり、ショートしたりなかなか思う距離が打てません。
もし、僕みたいにパターの距離感で悩んでいたら、
これからご紹介する3つの秘訣をチェックしてみてください。
うまくハマればスコアアップ間違いなしですよ。
その1 パターの打感をイメージと一致させる
パターのフェースインサートには各社の開発で様々な素材が使われています。
そのフェースインサートによって打感は大きく変化します。
例えば、フェースインサートのないパターは打感が硬く、弾き感も強いです。
逆にオデッセイのホワイトホットやホワイトホットRXに代表される、
ウレタンなどを使った柔らかいフェースインサートは、
打感が柔らかく、球も長い時間フェースにくっ付いている印象を受けます。
硬い打感が好き、柔らかい打感が好きなど、好みは人それぞれですが、
肝心なのは、この感覚が自分が打とうする距離と一致するかということ。
よく言われるのは、ショートしやすい人は硬めの打感のパターで、
打ちきれなくても硬い打感で弾いて転がる強い球を。
一方、オーバーしやすい人は柔らかめのパターで、
強めに打っても転がり過ぎない球を。
なんて言われますが、個人的には違うと思うし、
むしろ逆だと思います。
打感が硬いと少しの力でも球が強く出るので、
イメージよりも転がってしまい、
それでオーバーするのを恐れて打てなくなります。
なので、ショートしやすい人は打感柔らかいパターが良いです。
柔らかいパターは、多少強く打っても転がり過ぎないので、
しっかりと打ちきることができます。常識に惑わされず、
自分が打とうする距離とフェースに球が当たった時の感覚が一致するパターを選ぶことが重要です。
その2 パターは耳で感じ取る!打音が重要
どんなパターでもフェースに球が当たった時に少なからず音がします。
高い音、低い音、澄んだ音、こもった音、金属音など、様々な音があります。
この打音が自分が持つイメージと一致するパターを見つけると距離感が合わせやすくなります。
感じ方は人それぞれですが、
僕は金属系の高い音のするパターは、
イメージより転がりすぎる気がしてなかなか打てません。
逆にあまり音がしない、あるいは音が低いパターは、
転がらないイメージがする分しっかり打てます。
前述の打感とともに打音もイメージとマッチするパターを見つけてスコアアップを目指しましょう。
その3 パターとボールの相性
打感と打音にこだわってパターを見つけて、
イメージした距離感を一致させました。
ここでもう一手間かけてボール選びにも拘ると、
さらに距離感を一致させやすくなります。
ゴルフボールを選ぶ時、ブランドや銘柄で選ぶ人をのぞき、
大抵の人は最初の選択肢として、飛ばしたいからディスタンス系、
スピンをかけたいからスピン系といった球筋で選んでいると思います。
その上で、ドライバーのヘッドスピードやインパクト時の打感、
アイアンとの相性で絞り込んでいると思います。
このボール選びにパターとの相性を加えるのです。
同じパターで同じ距離を、
ディスタンス系スピン系などいろいろなボールを打ってみてください。
ほんの少しタッチするだけの短い距離でも、
思いのほか打感も打音も違うのがわかると思います。
たくさんあるボールの中からイメージに合うボールを選び出します。
ヘッドスピード、ドライバーの感覚、球筋、アイアンとの相性。
このボール選びにパター基準を加えることで、
これまでショートしていたのが入ったり、
オーバーがなくなったりする可能性が大です。
パターの距離感を合わせる まとめ
- 打感とイメージをマッチさせる
- 打音とイメージもマッチさせる
- ボールとの相性も重要
もちろん、大前提としてピンタイプやマレットタイプなど、
打ち方に合うパターを選ぶことが先決です。
その上で、この3つのポイントにも拘ることで距離感が合い、
スコアアップにつながります。
パターが決まれば、ゴルフはもっと楽しくなります。
ぜひお試しを!
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