ガーミンアプローチS60とアプローチCT10でラウンドを重ねると、スコアやショット履歴がクラウドに蓄積されます。
スマホや自宅のパソコンでラウンドを振り返ったり、自分のクセというか弱点なんかも見えてくるので、なかなか面白いです。
なので、今回はスタッツ、統計情報をまとめてみます。
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GARMIN EXPRESSとは
まずはパソコンからということで、アプローチS60をパソコンに繋ぐにはガーミンエクスプレスというアプリをパソコンにインストールします。
パソコンとアプローチS60を繋げてアプリを起動します。
これが起動画面。あっさりしていますがここでアプローチS60を選びます。
こっちがS60を選んだあとに表示されるメインの画面。
ここで同期やアップデート、各種設定を行えます。
で今回はスタッツの確認なので、「GARMIN CONNRCT」を選びます。
GARMIN CONNRCT
ブラウザが起動しメイン画面が表示されます。
左にメニュー、右の白いエリアにいろんな項目が表示されています。
今回はゴルフなので、左のメニューからゴルフを選びます。
これがゴルフのスタッツメニュー。
ここからスコアカードやゴルフパフォーマンスといった項目を選びます。
スコアの右端にある鉛筆マークをクリックでスコアの編集ができます。
スコアカード
これがスコアカード画面。(酷いスコアなのは見なかったことに。。。)
スコアとティーショットの方向、パーオン率、パット数が一目でわかります。
下のラウンド統計で、その日の最長飛距離なんかも確認できます。
スコアカードのスコアの部分をクリックすると、そのホールのショット履歴が見られます。
これがなかなか面白く、自分が何を使ってどこへ打ったのか、どこで失敗したのか、どこがうまくいったのかなど、客観的に確認できます。
例えばこのホールなら、朝一のスタートホールですがドライバーはFWキープと幸先の良い出だしだったのに、セカンドの5Wでチョロってやらかしてます。
でも三打目の4Uが奇跡的に見事グリーンを捉えパーチャンス!
でもそこからアホの3パット。。。
ここでの課題は5Wとパター。せっかく朝一のドライバーはうまく打てたのにね、、、。
といった風に振り返りができます。
こんなことを18ホールやると、自分の長所・短所が明確に見えるので、練習や次のラウンドにも役立ちます。
実際にショットで使ったクラブと表示さているクラブが違う場合は、ここで修正できます。
ただ、なぜかわかりませんが、グリーンでのショットは手動で追加できないです。
なのでパット数の変更は先ほどのスコアカード画面で編集します。
ゴルフパフォーマンス統計
概要統計
これがパフォーマンス統計、いわゆるスタッツですね。
ラウンドを重ねるごとにデータが蓄積され充実してきます。
全体の概要とティーショット、50ヤード付近までのアプローチ、50ヤード以内のチップショット、パットが確認できます。
ドライブ統計
ドライバーのスタッツ画面。
FWキープ率や左右へのミスの割合、着地点の分布と最長不倒が表示されます。
アプローチ統計
アプローチ統計では、
アプローチショットがグリーンを外した割合が表示されます。 グリーンオンした場合は、カップに寄った割合も確認できます。
円全体はグリーンを表していて、円の中心にあるホールからの距離がそれぞれショート、ミドル、ロングであることを表します。
パターにクラブトラッキングセンサーを装着していないと距離を正しく認識できないため、リングは表示されません。
クラブごとにフィルターをかけることもできます。
また距離の特性は、さまざまな距離(50ヤード以内)からのアプローチショットがカップにどの程度寄ったかが表示されます。 グラフをクリックすると、それぞれの距離でどのクラブを使ったかが表示されます。
横長の帯と色分けは、それぞれの距離ごとに分類され、それが平均以上だと緑、平均でグレー、平均以下で赤、白がデータなしになります。
この場合、赤ばかりなのでどこから打っても乗っていないことがわかります。つまりヘタクソなのです!(笑)
チップ統計
チップ統計は、グリーン周辺50ヤード以内の位置からグリーンオンを狙ったチップショットの精度を表します。
円全体はグリーンを表しており、3つのリングは、円の中心にあるホールからの距離がそれぞれショート、ミドル、ロングであることを表します。
すべてのショットが対象ですが、チャートに表示されるのは、グリーンオンしたショットに限られます。
これもクラブごとにフィルターをかけられるので、ウェッジの得意不得手などがわかるようになります。
パット統計
カップからの距離別(ショート(10フィート未満)、ミドル(10~20フィート)、ロング(20フィート超))に、1パット、2パット、3パット以上の割合が表示されます。
これはアプローチCT10を使って、さらにピン位置を調整した場合に初めて正確なデータになります。
僕はCT10を使っていてもピン位置調整をしていないので、この数値は不正確にものになります。
あっ、でもパット数が多いのは合っています!(笑)
ゴルフコース
ゴルフコースは同一コースでの統計が確認できます。
ショット履歴も蓄積されるので、ラウンドが増えるたびに充実してきます。
これをもとにコース攻略を考えたりできそうですね。
ゴルフリーダーボード
ガーミンを使っている人同士で同じコースをプレイした人とのオンライントーナメントみたいな機能です。
使ったことないのでイマイチわかりません、、。
スイング分析
別売りのスイング分析センサーTruSwing Jをクラブに装着すると、スイング分析が可能になります。
その結果がここに表示されます。
僕はセンサーを持っていないので使ったことはありません。
以上が、ゴルフ関係のスタッツになります。
ギア(クラブセッティング)
あと、ここでゴルフ倶楽部のセッティングも行います。
左のメニューからギアを選択します。
クラブの一覧が表示されるので、ここでクラブの追加やニックネームの設定を行います。
ここで設定したニックネームがアプローチS60でショット後に表示されるクラブ名になるみたいです。
そうそう、このギア設定はいろいろ不思議に思うところがあるのです。
なぜか初期設定でパターがなかったり、ウッドは1W・3W・5Wしかなく、かわりにハイブリッド(ユーティリティ)1から6番まであります。
このへんがイマイチよくわからないです。パターなんて絶対使うんだから最初から設定しとけばいいし、ウッドもデフォルトで設定しておくべきだと思います。
特に女性は6番とか7番ウッド使う人多いけどね。
S60でラウンドする分には、とりあえず使わないであろうハイブリッドのニックネームを7番ウッドとかにすれば代用できそうですが、スイング分析をする場合はそれじゃダメでしょうね。
たぶん、この設定はスイング分析で重要視される部分だと思いますが、だったロフトも任意の数値を入力できるようにすればいいのに。シャフトは任意の数値が入力できるんだから、、、。
もうひとつよくわかんないのが、シャフトの柔軟性の選択部分。
レギュラー・スティッフ・エクストラスティッフ・レディース・スティッフ/レギュラーまではわかるけど、シニアって???
シニアってフレックスのシャフトがあるのかな?
「君の使ってるドライバーのシャフトフレックス何?」ってきかれて「うん、シニアだよ」って答える人いるのかな?
それにレディースも1種類じゃないよね。確か最低でも「L」と「A」の二種類はあるし。。。
アプローチS60は日本以外でも発売されているから、ローカライズの問題なのかもだけどもう少しどうにかならないかなと。。。
ローカライズ担当はゴルフしないとしても、バグ出しや動作確認でゴルフする人がやってると思うんだけどなぁ。。。
ちょっと変な方向へ行っちゃいました。
まとめ
いかがでしょう。
ガーミンアプローチS60でのゴルフ統計をまとめてみましたが、ラウンドをたくさんする人はもちろん、そうでない人も、こんな感じで統計がわかると自分のゴルフと向き合うこともでき、なかなか楽しめるのではないでしょうか。
スコア管理アプリでも、スコアとパーオン率とFWキープ率いった数値はチェックできますが、S60はもう一歩踏み込んで、どの距離が得意か、どの距離のアプローが乗る率が高いか、どのクラブがいいのか、どのウェッジが一番使えるのかなど、細かな分析が可能になります。
コースもショット履歴が表示されるので、振り返りはもちろん次回の戦略にも役立ちます。
さらにゴルフ以外のスポーツにも使えるし、普段はスマートウォッチとして着信やメール、SNSの通知などがウォッチで確認できます。
決してサクッと買える金額ではありませんが、うまく使えばコスパはとてもいいと思います。
僕も普段使いでアプローチS60を使っていますが、スマホが鞄にあっても着信がわかるし、メールもスマホを見なくても、誰から届いたかとか内容の一部がわかるのでとても助かっています。
アップルウォッチには叶いませんが、スマートウォッチとして必要最低限の機能は揃っていると感じています。
まだ、バグなのか 、アレっ、なんだこれ? なんでこうなの? て思う部分もあります。
でも、ガーミンさんもこまめにアップデートをしてくれて、使い勝手が徐々によくなっているのは間違いありません。
おまけ
アプローチS60はラウンドすると、ラウウンドと同時に移動経路も速度や高低差とともに記録しています。
自分がどれだけ動いたか活動計としてチェックできます。
ラウンドの軌跡は再生でき、自分がどう動いたかもすぐわかっちゃいます。
なので林でボールを探して右往左往している様子も丸見えです!(笑)
では!
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