ピンシーカーツアーV5シフトスリムジョルト

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計測が早い!ブッシュネルピンシーカーツアーV5シフトスリムジョルト

さぶにく

ゴルフ場勤勤務経験のあるギア好きゴルフマニア。 クラブやギアなどゴルフにまつわる記事を自身の体験や経験をもとに発信しています。

ピンシーカーツアーV5シフトスリムジョルト

ブッシュネルから2021年3月に発売されたゴルフ用レーザー距離計「ピンシーカー ツアーV5 シフトスリムジョルト」。

レーザー距離計と言えばブッシュネルと言われるくらい、プロの使用率も高く信頼性も高いブランドですが、今回発売された「ピンシーカー ツアーV5 シフトスリムジョルト」はフラッグシップモデルの「ピンシーカープロXEジョルト」に次ぐモデルです。

機能としては、上位機種のピンシーカープロXEジョルトに搭載されている高低差の他に気圧・気温を加味して打つべき距離を導き出す「エレメント機能」を無くしたモデルで、シンプルに直線距離と高低差を加味した2つの距離計測が可能です。

​小型軽量化され持ち運びがラクに!

ピンシーカーツアーV5シフトジョルトブッシュネル

左がピンシーカーツアーV5シフトスリムジョルト、右がフラッグシップモデルのピンシーカープロXEジョルト。

「ピンシーカー ツアーV5 シフトスリムジョルト」は、スリムの名の通り小型軽量化されていて、重さは電池を入れても218g。
フラッグシップモデルのピンシーカープロXEジョルトは約311gなのでその差93g!

サイズも小型化され「ピンシーカー ツアーV5 シフトスリムジョルト」は40×114×76mm。
対してピンシーカープロXEジョルトは 44×114×84mm。
幅が約4mm薄く、高さが8mm低いです。

直線モード専用の兄弟機種「ピンシーカーツアーV5ジョルト」と比べても、「ピンシーカーツアーV5ジョルト」の重量236g(電池込み)、サイズが 45×114×76mmなので、重さ約18g、幅が約5mm薄くなって小型化されているのがわかります。

ピンシーカーツアーV5シフトスリムジョルトブッシュネル

左がピンシーカーツアーV5シフトスリムジョルト、右がフラッグシップモデルのピンシーカープロXEジョルト。

たった数ミリですが小型化されたおかげで手の収まりが良く、持ちやすくなりました。

ピンシーカープロXEジョルトでは手の大きな人でないと指が足りない感じがありましたが、「ピンシーカー ツアーV5 シフトスリムジョルト」はそんなこともなく、スッと違和感なく持てます。

グローブのサイズ23cmの手で持つとこんな感じです。
薄くなったことで指がしっかり掛かり持ちやすくなっています。

小型化されたことで、ポケットにも入れやすくなりました。ポケット収納派の人には朗報だと思います。

ケースにいれてベルトループにぶら下げて使う人にとっては、重量が軽いのが魅力で、スイング時に重さが気になるシーンはあまり無いと思います。
別記事で、おすすめの距離計ケースを紹介しています

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シンプル機能で使い方も迷わずシンプル

使い方は簡単で本体にあるボタンは3つ。
ひとつは本体上にある電源を兼ねた距離を測るために使うボタン。

ふたつ目は本体横にあるスロープ切り替えスイッチ。
直線モードと高低差モードを切り替えるスイッチで、競技使用でなければスロープモード一択でOKなのでほぼ触らないスイッチです。

最後はメートル表示とヤード表示を切り替えるボタン。
こちらも一度決めてしまえば、あとは使うことが無いボタン。

ということで、実質的に使うボタンは本体上にあるボタンのみ。
最初に本体を目標に向けて、上のボタンをポンと押し(電源ON)、さらにもう一度ポンと押せばOK。
あっという間に距離を測ってくれます。
面倒なモードボタンなどもなく、操作に迷うことがありません。

ボタンを押したら瞬時に表示!待ち時間ゼロの計測機能!

これまでもブッシュネルの距離計は計測時間が短いとの評判がありましたが、「ピンシーカー ツアーV5 シフトスリムジョルト」は、それにさらに磨きをかけ爆速の域に到達しました。

目標にレンズを向けてボタンを押して電源オン、さらにもう一度ポンとボタンを押したらスグに距離が表示されます。
もちろん高低差を加味した距離も同時表示。

コンマ何秒とかの世界ではなく、押した瞬間に計測結果が表示され、まさに待ち時間ゼロの驚異的な速さで測ってくれます。

精度も安心のブッシュネルなのでまったく問題なし!
ストレスフリーで超快適に使えます。

使用条件によっては多少時間がかかる場合もあると思いますが、それでもこれまでで最速の速さで測ってくれます。

超高速になったピンシーカー機能

「ピンシーカー ツアーV5 シフトスリムジョルト」で一番のおススメはコレ 。
ピンシーカー機能。

ピンシーカー機能は、ピン奥に藪などがあってもピンを自動で認識してピンまでの距離を正確に測ってくれる機能で、これがあると間違って藪までの距離を測ってしまい大オーバーなんてことが防げるありがたい機能です。

ピンシーカー機能はブッシュネルの他機種でも搭載されているモデルが多数ありますが、今回のピンシーカー機能はめちゃめちゃ凄いです。

まず、ピンシーカー機能の起動が早い!

ピンシーカー機能はボタンを長押しすることで使える機能で、これまではボタンを押しっぱなしにして少し経つとピンシーカー機能が起動といった感じでしたが、今回は違います。

おそらくボタンを押したと同時にピンシーカー機能も起動していると思われ、ボタンを押しながら本体を少し動かして計測エリアにピンがかかると即座に振動と周囲が赤く光り、ピンまでの距離を教えてくれます。

これまであったコンマ数秒のタイムラグ(計測している時間)が無く、瞬時に返してくれるのでストレスフリーでとても快適に使えます。

計測スピードは間違いなくトップクラスで、トップと言っても過言ではないです。

【補足】ピンシーカー機能など、ピンを認識してくれる機能を快適に使うコツ

ちなみに、ピンシーカー機能などピンを識別してくれる機能は、一般的にレーザーが当たった中で一番近い対象物をピンとして認識してくれます。
なので最初からピンを狙ってレーザーを当ててもその時点ではそれがピンだとは認識していません。

使い方のコツは、最初にレーザーを当てる場所をピンから少し離してピンの奥側に当てることです。
奥に当てたらボタンを押したまま即座にレーザーをピンに向けます。
すると距離計は奥までの距離とピンまでの距離に差があることを認識して、一番手前にあるものをピンとして理解し距離を表示してくれます。

まとめ

いかがでしょう。

「ピンシーカー ツアーV5 シフトスリムジョルト」は小型軽量化され、さらに計測スピードも爆速になり、非の打ち所がないレーザー距離計になりました。

防水性も生活防水で普通にラウンドするには十分ですし、造りもしっかりしていて適度な剛性感もあります。

レンズも6倍望遠とフルマルチコートでとても明るく見やすいので、遠くのピンにもすぐに合わせることができます。

お値段はちょっとお高めですが、爆速でストレスフリーな使い心地はそれを凌ぐ性能だと思います。

量販店などで実機があったらぜひ試してください。

その計測スピードにびっくりすると思います。

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