最強寒波の到来で外は猛吹雪。数メートル先も見えないホワイトアウトな日が続いています。
もちろん練習場はクローズなので家でカチットトレーナーと並行してパターマットでパターの練習もやっています。
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大雪でも平気、自宅スイングできるカチットトレーナー使ってみた
ここ数日の大雪で、ゴルフ練習場はどこも休業。少々の雪なら営業してる所もさすがに50cmも積もれば休業になるわけで。。。たぶん数日は練習できそうもありません。でも何もしないでいると、どんどんヘタになりそ ...
100切りを目指すゴルファーにとって、スコアップを目指す上でパターはとても重要です。
スコアが100だとすると、そのうちパターはだいたい40打程度といわれています。
これは僕のある日のスコア表ですが、1パットが3回しかなく、3パット以上が7回でしかもそのうち1回は4パットもしています。もうヒドイもんです。
単純にこれが2パットになるだけでスコアは8打も縮まります。スコアは104、あとちょっとで100切りです。
スコアアップにはパター上達が一番の近道といいます。
なのでこの冬の間にパターをコソ練して、春のシーズン初プレーでいきなり100切りを目指します!!(自信ないけどね)
パター上達には、まず、自分のパッティングを知ることということで、
EPSONのゴルフスイング解析システム『M-Tracer(エムトレーサー)』を使って、パッティングを徹底解析してみました。
M-Tracerの計測はとても簡単 セットして振るだけでOK
これがM-Tracer、
使い方はとても簡単で本体をシャフトに取り付けてスマホの専用アプリとBluetoothで同期させるだけ。
あとはアプリに自分のパターのタイプやスペックを登録して打ちたい距離と芝の速さを設定してやれば設定完了。
いつも通りパターマットでパッティングすると、スイング軌道や打点、フェイス角などを瞬時に計測してくれます。
シャフトに本体を取り付けると、クラブのバランスが変わってスイングに影響するんじゃないかと思いますが、
実際に打ってみるとそんなことはなく、まったく違和感なく打てました。
ドライバーに取り付けてスイングした時は違和感ありありだっんですけどね。パターは大丈夫でした。
スマホの計測画面。
ターゲットに対してフェースをスクエアにしてシャフトは90度に構える。
1〜2秒ほどその状態で静止すると「パットできます」の指示が出るので、普通に打ちます。
このときちゃんとボールを打たないと計測してくれません。なのでエアストロークはダメです。
打ち終わると即座に解析して最初のアドレスの画面に戻るので、納得いくまでストロークすればOK。
M-Tracerの計測項目は8種類
スイングで計測されるのは、
- ストローク軌道
- フェース角
- スクエア度
- 打点
- ストロークスピード
- バック幅
- ロフト変化量
- アタック角
の8種類。
これらを一瞬で計測して点数までつけてくれます。
さらに自分のストロークの平均も出るので、トゥーよりにヒットしてるとか、
ダウンに打ってしまうとかと言ったパッティングのクセも簡単につかめます。
解析(総合解析)
これが、僕のスイング結果。
まずは
計測が終わると最初に表示される画面で、総合的な結果と総合点が表示されます。
ストローク軌道はアニメーションで表現され、スワイプすれば正面や前からなど、真下以外のあらゆる角度から軌道をチェックできます。
画面下側の色のついたバーは、タイムシークバーと言って軌道に対する直角度を表しています。
オレンジがオープン、薄い黄緑がスクエア、紫がクローズで、色が薄いほどスクエアにストロークできていることになります。
このストロークでは、僕はアウト側に引いてからインにストロークしているのがわかります。
ちなみに頭の中はインアウトインのイメージで打っています。(ぜんぜんできてないですけど。。。)
さらにフェースが軌道に対して常にオープンであることもわかります。
方向解析
方向解析では、フェース角、ストローク角で、ストローク時の打ち出し角度をチェックできます。
●フェース角
ターゲットを基準としたフェースの向き。
これがスクエア(0度)に近いほどボールは順回転していき、フェース角が緑の中に収まっているとカップインの確率が高くなります。
このストロークではまさかの0度!奇跡ですね。
●スクエア角
インパクト時のストローク軌道に対するフェースの向き。
ターゲットではなく、軌道に対しての数値。
このストロークでは5.6度と思い切りオープンになっています。
どうやら僕は軌道に対してオープンになるクセがあるようです。
で、この画面だと角度の部分だけ拡大表示されてイマイチわかりにくいですが、
拡大前の画面がこれで、こっちの方が意味を理解しやすと思います。(緑がストローク軌道)
この画面を見ると、スイング軌道はアウトからインに入ってきてるけどフェースはターゲットを向いているのがわかります。
打点
フェース面上のボールの当たった位置をパターヘッドの重心からの距離(水平方向)で示した値で、0.1mm単位でチェックできます。
パターの重心位置はM-Tracerが自動で判断するそうです。
常に芯で打つことがブレのない安定したパッティングに繋がるわけですね。
今回は、ほぼ芯で打ててるかな。
ちなみに、重心付近の薄いマル印は過去(同じ日)のストロークの打点で、履歴が表示されています。
画面下にあるヒストグラムには平均とばらつきが表示され、ばらつきが少ないほど安定してるということになります。
ストローク
ストローク解析では、バックストロークとインパクト時のスピードを計測しています。
同じ振り幅と同じスピードで打てるようになれば、距離が安定することになります。
●スピード
インパクト時のスピード。
今回は1.6m/s。
●バック幅
アドレスからトップまでの距離。
今回は25.1cm。
ヒストグラムを見ると、ばらつきもあって安定性がないのがわかります。
ライジング
インパクト時のロフト角とアタック角を計測しています。
●ロフト変化量
アドレス時とインパクト時のロフト角の差を表しています。
この場合はアドレス時よりも0.8度ロフトが寝ているハンドレイトな打ち方をしていることになります。
●アタック角
縦方向の入射角でプラスの数字はアッパーブロー、マイナスの数字はダウンブローに打っていることになります。
M-Tracerのガイドによると、ボールは多少なりとも芝に沈んでいるので、芝に沈んだボールを浮かせるために多少アッパーブローで打つことが理想だそうです。
この場合は0.7度のアッパーで緑の中なので合格範囲。
常にこのくらいで打てればいいんだけどね。
ストロークデータをクラウドにアップすればパソコンでもチェックOK
ストロークデータをクラウドにアップするとパソコンでも詳細をチェックできます。
パソコンではWEBブラウザからエプソンのM-Tracer専用サイトにログインすることで、クラウドにアップしたデータを確認できます。
パソコンでもアニメーション表示されて細かなチェックが可能です。
画面が大きい分スマホより見やすいと思います。
また、履歴を統計情報としてグラフで表示する機能もあり、ストロークのばらつきを目視でチェックできます。
このグラフが直線になって安定すれば、パッティングも安定してスコアアップに繋がります。
まとめ
いかがでしょう。
こうやって自分のパッティングを徹底解析すると、パッティングのクセやばらつき、頭のイメージと実際のストロークとのギャップなど、様々なことが見えてきます。
僕の場合は、イメージと全然違ってアウトインの軌道でフェースが軌道に対してオープンであること、ストロークにばらつきが多く安定していないことがわかりました。
これを知って練習すれば課題も明確になり、ただ闇雲にマットでパッティングしているよりも遥かに効率的に練習でき、短期間で上達できると思います。
M-Tracerをパターで使う上での問題点はほぼ無いように思いますが、あえてあげるなら最初のアドレス時の静止を正しくいつも同じにすること 。
つまり、最初のアドレスが解析の基準になるので、どのストロークでも同じアドレスにしていないと結果も不正確なものになるということ。
これがバラバラだと結果もバラバラになります。
なのでアドレスには神経をつかいますが、それもアドレスを安定させるための練習だと思えばなんてことはありません。
こんな感じでこの冬は定期的にM-Tracerでパッティングをチェックして春からのラウンドでスコアアップに繋げますよ!
仲間の驚く顔がみたいです!!
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