前回の記事ではラウンド後のゴルフシューズのメンテナンスについてお伝えしました。
今回はゴルフシューズをコインランドリーに設置されているシューズ用の洗濯機を使った丸洗いについてまとめてみます。
90秒くらいで読めるライトな内容になりますので、最後までお付き合いいただけたらと思います。
ゴルフシューズ×シューズ用コインランドリー
今回コインランドリーにあるシューズ用洗濯機で丸洗いしたのは、アディダスの「コードカオス2022」。
(ちなみにコードカオスを洗濯機で洗うことは推奨されていないようです)
正直に言うとゴルフシューズをシューズ用洗濯機で洗うことは型崩れなどの心配もあり不安でした。
でも、実際洗ってみて、結果として洗って正解でした。
一応念のために書きますが、ゴルフシューズをシューズ用洗濯機で洗うのは型崩れなどの恐れもあるので自己責任でお願いします。
また、革靴やデリケートな素材は洗えませんのでご注意ください。
上の写真は洗う前のゴルフシューズです。
土誇りなどで全体的に薄茶色くなっています。
ゴルフシューズをシューズ用ランドリーにセット
ブラシが洗濯槽の中心にあるので、ブラシがシューズに触れやすいようにゴルフシューズのソールを外側に向けてセットしました。
紐タイプは紐を外した方がよいです。
今回洗ったコードカオスはボアタイプなのでボアを適度に緩めてタンも洗えるようにしました。
ボアのワイヤーがたるんでいるとワイヤーがブラシに引っかかる可能性もありそうなので注意です。
あとはコインを入れてスタートするだけ。
約20分程度で洗濯が終了します。
後述しますが洗濯機によっては一時停止できるタイプもあるので、時折止めてシューズの向きを調整するとよいです。
シューズ用乾燥機で約40分
洗濯が終わったら備え付けのシューズ用乾燥機にセットし、コインを入れて乾かします。
今回は乾くまで約40分かかりました。
洗い上りはスッキリ
洗濯後はこんな感じ。
写真ではわかりにくいですが、土埃で薄茶色くなってたゴルフシューズの汚れが取れ、ふたまわりくらい白さがアップしています。
足を入れる部分も汚れが取れ白さがアップしています。
心配していた型崩れですが、まったく問題ありませんでした。
この辺りはシューズの造りにもよると思います。
洗濯後のシューズは全体気にスッキリし、サラサラになりました。
洗濯でブラシで擦られながら丸ごと水に浸かることで、シューズの繊維の奥にたまった汚れも落ちたのだと思います。
機械洗いなので細かい部分の汚れは落ち切れていないですが、全体を手間なくきれいにしたい場合は有効だと感じました。
まとめ
今回、不安な部分もありながら、ゴルフシューズをシューズ用ランドリーで丸洗いしてみました。
結果としては洗って正解だったわけですが、実際洗ってみて感じた反省点もあったのでまとめておきます。
インソールは外した方がよい
ゴルフシューズのインソールは外して洗った方がよいです。
インソールを入れたままだとインソール自体をブラシで洗えないのと、インソールに隠れている部分の汚れが落ちにくいと感じました。
インソールを外して、洗濯槽の空いているところにセットすればインソールもシューズ内もよりきれいになります。
またインソールがあるとシューズの乾燥時間に影響を与えます。
今回洗ったコードカオスのインソールは裏側が湿気を通しにくいような素材になっていて、インソールの下にあるシューズ本体が乾くまでかなり時間がかかりました。
インソールを外して乾燥させれば、もっと短時間で乾かすことができたかもしれません。
一時停止をうまく使ってシューズの向きを変える
一時停止できるタイプの洗濯機であれば、時折止めてシューズの向きを変えてあげるとよりきれいに洗濯できそうです。
うまく調整して、シューズ全体が均一にブラシに当たるようにできるとよいと思います。
脱水前はソールを内側にする
脱水前は一時停止して、シューズのソールを内側にした方が脱水が進む気がします。
脱水時にソールが外側を向いていると水分が飛びきらないのでは?と感じました。
デリケートな素材は使わない
手間なく簡単にシューズを洗えるシューズ用ランドリーですが、シューズが洗濯槽内をゴロゴロするのとブラシでゴシゴシされるので、デリケートな素材のシューズはそもそもランドリーを使わない方がよいです。
思わぬ傷や型崩れの恐れもあるので、素材には注意が必要です。
ソフトスパイクのピンは外す
ソフトスパイクタイプのゴルフシューズの場合はスパイクピンを外して洗います。
ピンを外さず洗うと、シューズに傷が付く恐れが高くなります。
防水加工は落ちるかも
防水加工してあるシューズは加工方法によっては防水性が落ちるかもしれません。
スプレーなどで加工してある場合は注意が必要です。
ちなみに今回洗ったコードカオスも防水仕様ですが、いまのところ防水性が落ちた感じはありません。
注意しながら利用すればお手軽簡単
上記のようなことを注意しながらうまく利用すれば、ゴルフシューズをお手軽に簡単に洗えます。
価格もリーズナブルで、今回は洗濯と乾燥で600円程度でできました。
洗い上りのゴルフシューズはサラッとして履き心地もよく感じ、ラウンドも気持ちよくできそうです。
普段のメンテナンスは、シューズ内の乾燥と外側の汚れを濡れタオルなどで軽く取るようにし、シーズン後や気になるときにシューズ用ランドリーで丸洗いすればよいです。