テーラーメイドM3ドライバー　Yトラックポジションで激変！

先日試打したテーラーメイドM3ドライバー。

いろいろ考えたけど結局我慢できず買ってしまいました！

ショップで使わないクラブを下取りにだしたり、店員さんにいろいろ交渉してどうにか捻出できる範囲になったので購入決定。

購入したのは

テーラーメイドM3ドライバー　9.5度

シャフト　ディアマナRF60S

先日の試打で一番合っていたシャフトにしました。

ちなみに今まで使っていたドライバーは下取りに出さずそのままキープ。

ドライバー2本体制ですね。

購入の目的は軽く振って安定して飛ばせること。

917D2は思い切り叩いても左へ行きにくいので、フルスイングには持ってこいのクラブ。

でも、コースで1日振る体力は無いので、最終的にその時の調子やコースでM3とうまく使い分けできたらなと思ってます。

あとは、ツイストフェースで安心したいってのもあります。

早速、いつもの練習場に持ち込んで筆下ろししてきました。

これまでのドライバーは

タイトリスト917D2　9.5度

シャフトはディアマナBF60S

クラブ重量316g（シュアフィットCGウェイトを標準の12gから8gへ変更してあります。（買った時におまけで付いてきました））

これと比較すると、クラブ重量もヘッド重量もほぼ同じなので振り心地も大きく変わらずにスイングでき、いい感じで当たります。

シャフトはあえて先が少し走るタイプにしたので、思い切り叩きにいくと左へ行きやすいですが、軽く振って飛ばすことを目的に買ったのでこれは問題なし。

叩くのは917D2があるのでストレス解消はこっちでOK。（笑）

力まずトップで一呼吸置く感じで軽く振ってちょうどいい感じ。

球も中から高弾道で吹け上がることなく飛んで行きます。

これならコースでも疲れることなく回れそうです。

試打でも感じたけど、芯から外れて「あっ！」って思った打球も不思議と戻って狙った位置近くへ飛んで行きます。

普通なら明らかなミスショットでも曲がり幅が小さいので怪我が小さくて済む。これホント安心して打てます。

打感も軟らかく音もスパンと乾いた音で、カーボンとのコンポジットクラウンにしてはかなりいい音。いい感じです。

テーラーメイドM3ドライバー　Yトラックポジション

しばらく打ってみたところでYトラックポジションをいじって調整を開始。

ノーマルのままでもいい感じなのですが、さらに追い込めればベストです。

最大フェードポジション

まずは最大フェード。

ノーマルよりヘッドが重く感じてちょっとヘッドの戻りが遅い感じ。

ちょっと捕まえにくく感じます。

音はちょっと低くこもった感じに聞こえます。

うーん、なんか違う。

最大ドローポジション

今度は最大ドロー。

こちらはヘッドがくるっと回る感じがしてつかまりがよくなります。

ただ僕が打つと目標よりも左へ左へ行きやすいです。

打点も芯よりもヒール側に当たりやすくなりました。

打出角「低」ポジション

次は打出角「低」

これはかなりハードです。

一気に球があがらなくなります。

低弾道で力強い球がでます。

おそらく初速も早いのか、シューン！って感じで一直線に飛んで行きます。

これまでのポジションよりも曲がりにくい気がします。

打感が同じヘッドとは思えないくらい硬くなり音も高くなります。

当たりどころによっては木槌みたいな音がします。

917D2ほどではありませんが、ちょっと叩きに行ってもヘッドが暴れることはなさそうです。

使いこなせれば爽快で楽しいポジションですが、僕にはちょっと球が上げにくいです。

風の強い日には良いポジションかと思います。

打出角「高」ポジション

次は打出角「高」

これはさっきと真逆で、何も考えずにただ振るだけで高弾道が簡単に打てます。

強弾道ではなくフワーと軟らかい弾道で飛んで行きます。

バックスピンが多めな感じがします。

キャリーで飛ばしてランを抑えたい場合は有効かもしれません。

ちょっと番外編

ここでどうせならと思い、さらにロフトをHightポジションにして2度アップして打出角が最大になるように調整してテスト。

これはドライバーの弾道ではないです。（笑）

どう打っても吹け上がって距離がでません。全然飛びません。（笑）

180ヤードあたりで推進力が無くなって落下して行きます。アイアンみたいな球になります。

やりすぎですね（笑）

真ん中で低いポジション

で、お次はこれ。

見た感じでウェイトのポジションが真ん中で低い位置と思われる場所。

917D2のシュアフィットCGウェイトの位置と同じ位の場所。917D2を意識してみました。

出球は悪く無いのですが、音がすごい！！

高音でピュコンとかシュコンいった、これまでとは全く別物の音がします。

打出角「低」のときよりも、さらに木槌に近い感じの音がします。

打っていてちょっと恥ずかしいくらいです。（笑）

ダメです。笑っちゃうくらいダメです。

いや、弾道は良いんです。

音がダメです、音が。

Yトラックポジションでここまで音が変わるなんて思いませんでした。

ちょっとした発見ですね。（笑）

とりあえずのポジション

で、この日の最終ポジションはここに決定。

僕の中では適度に重心が深くて、多少叩いても左に行きにくい設定。

917D2で言うところのウェイトがフェードポジションになる感じをイメージしてみました。

打点はフェースの芯から少し外側にくることが多いです。

軽めに振ると若干フェード系の球がでます。

もう少し追い込めばもうちょっと良いポジションが見つかりそうな感じはします。

たぶん打点がもう少し芯にくるポジションがありそうです。

この時点では85点くらいのポジションだと思っています。

Yトラックポジションまとめ

それにしてもYトラックポジション。

調整次第でまったく違う性格のクラブになる、とても調整幅の広いシステムですね。

調整次第でアスリート向きの低スピンの強弾道も出るし、高弾道も簡単に打てる。

そもそも曲がりにくいクラブではありますが、左右の調整もある程度できる、というか打点調整ができると言った方がいいでしょうか。

これがあれば、自分のスイングが変化してもYトラックポジションの調整で対応できるので、末永く愛用できそうです。

ただ、強いて言えば、調整幅が大きいせいか、ポジションによって打感と打音が変わることが欠点かな。

フェース側にウェイトを持ってくると高めの音と硬めの打感。

反対に後方に持ってくると低めのこもった音とわずかに鈍い打感。

ここだけがちょっと気になる部分ではありますが、概ねと言うかかなり良いクラブであることは間違いないです。

若干逃げ顔でちょっと重めのヘッドではありますが、調整次第でかなりの幅のゴルファーに合わせることができるクラブだと思います。

迷っているなら買いだと思いますよ！

では！

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