
スコアの約40%を占めるといわれるパット数。1ホールあたり平均2.2パットになる計算ですが、この数をいかに減らすかがスコアアップのカギになります。
そのために、様々な形状やフェース素材のパターの中から自分に合うものを探すわけですが、「パターのロフト」を気にしたことはあるでしょうか?
あなたに最適なパターのロフトとは?
市販されている多くのパターは、ロフト角が3°に設定されています。そのため、どのパターを購入してもロフトに大きな違いはなく、あまり気にする機会がないかもしれません。しかし、そのロフトが本当にあなたに合っているかどうかを考えたことはありますか?
実はあなたのパッティングスタイルに合ったロフトを選ぶことで、ボールの転がりが大きく改善される可能性があります。
ゴルフ5でロフト違いのパターを試打できる!
ドライバーを購入する際、多くのゴルファーはロフトを意識して選びます。ロフトが変わるとボールの弾道やスピン量が変化するため、9°や10.5°などの選択肢の中から最適なものを選ぶのが一般的です。
しかし、パターではロフト違いのモデルを試す機会が少なく、自分に合ったロフトを選ぶのが難しいのが現状です。そんな中、2025年春現在、全国のゴルフ5では「同じ形状でロフトだけが異なるパター」を試打できる企画が実施されています。
この企画では、
- 標準ロフト3°
- ロフトが立った1°
- ロフトが寝た5°
の3種類を試打することができます。自身のアドレスやストロークによって適正なロフトは異なりますが、実際に試してみることで、ロフトの違いによるボールの転がりの差を実感できるでしょう。
インパクトロフトとボールの転がり
パッティング時のインパクトロフトは、シャフトに対する手の位置によって変化します。
- ハンドファースト(手が左側)でインパクトすると、ロフトが立ち、パターのロフトよりもロフト角が小さくなります。
- ハンドレイト(手が右側)でインパクトすると、ロフトが寝て、パターのロフトよりも大きくなります。
- シャフトとほぼ同じ位置でインパクトすると、パターのロフトとインパクトロフトはほぼ同じになります。
ゴルフ5のデータによると、インパクトロフト1°の場合は、3°のときと比較して9cmも多く転がるという結果が出ています。また、
- インパクトロフト1°では、打ち出しから2.8cmで順回転に移行。
- インパクトロフト3°では、順回転移行までに11.4cmかかる。
とのデータから、ロフト1°の方がボールが早く順回転になり、スムーズに転がることがわかります。
あなたに合うパターのロフトを見つけよう
もし、
- ハンドファースト気味で打っているが、ボールの転がりがイマイチなら、ロフトが寝たパター(5°)を試してみると改善する可能性があります。
- ハンドレイトまたはシャフトと一直線の位置で打っている場合、ロフトがつきすぎて転がりが悪くなっているかもしれません。この場合は、ロフトが立ったパター(1°)を試してみると、よりスムーズな転がりが得られる可能性があります。
筆者自身も試したところ、シャフトと一直線のアドレスでロフト3°のパターを使った際、インパクトロフトは2.5°でした。そのため、ロフト1°のパターで試打したところ、明らかにボールの転がりが良くなり、スムーズな順回転で転がることが実感できました。
今までの感覚よりもボールがよく転がるため、慣れるまで少し時間が必要ですが、パッティングの精度が向上する可能性は大いにあります。
ゴルフ5では、自分の適正ロフトを測定することも可能なので、この機会に試して、より良い結果を生み出せるパターを見つけてみてはいかがでしょうか?