よく冬のゴルフはボールが飛ばないって言いますが、それはコースだけじゃなく練習場でも同じです。
でも練習場ではついつい飛ばしたくなりますよね。
でも、寒い時期に無理して飛ばすと良いことありません。
なんで冬はボールが飛ばないかを理解すると、
冬の練習方法が見えてきます。
今回はそのお話。
冬のゴルフは飛ばない4つの理由
ボールが硬くなる
気温が下がると、ゴルフボールは硬くなります。
ゴルフボールは硬くなると、スピン量が増えてボール初速も低下して本来の性能を発揮できずに飛ばなくなります。
技術の進化で、かつてのボールほどの低下はないそうですが、やはり夏場と比べると性能は落ちるそうです。
冬は空気抵抗が増える
冬のように気温が下がると空気の密度が濃くなり、ボールの抵抗が増えて飛距離が落ちます。
気球が温められることで飛ぶことをイメージすると、理解しやすいと思います。
着ぶくれする
そもそも寒いのでたくさん着込みます。
なので、当然身体を動かしにくくなり、スイングもしにくくなります。
筋肉が硬くなる
寒いと身体が硬直して筋肉も硬くなります。
身体の可動域も狭くなり、思うような動きができなくなります。
飛距離を捨てて基本をチェック
こういった条件が重なりボールは飛ばなくなるのですが、
練習場ではついつい飛距離を求めたくなります。
こんな状況でいつもどおりの飛距離を求めてスイングすると、
力んだり変な動きをしてスイングを壊してしまいます。
スイングを壊してしまっては元も子もありませんし、
最悪は無理な動きからケガをしてしまう恐れもあります。
そこで、冬の練習は闇雲にガンガン打って飛距離を求めないで、
基礎練習やアドレス・スイングのチェック、
アプローチなどの練習をした方が効率もよく効果的です。
バシッと打って思い切り飛ばしたほうがストレス解消にもなって、
スッキリするかもしれません。
でも、そこはグッとこらえて、
春の暖かくなる頃には、見違えるくらいうまくなっていることを想像して、
寒い時期の練習を乗り越えましょう。