日々練習を重ねてもなかなか上達しないゴルフ。
ゴルフはスポーツの中でも上達するのが難しいと言われています。
どんなに雑誌を読んでも、レッスンを受けても上達しないゴルフ。
たぶん、多くの方がそうだと思います。
もちろん僕もそのひとりです。
ホントゴルフって難しいですよね。
でも、ゴルフは難しいから奥が深くて楽しいとも思えるわけで。
そんなゴルフですが、
上達のコツをまとめてみたので、
上達で悩んでいたらぜひ以下の方法を試してください。
人によっては劇的に上達するかもしれないですよ。
スイング上達は、まずは己を知るところから
みなさんは普段どんなイメージでスイングしていますか？
たぶん理想のプロのスイングをイメージしたり、
インから打つとか、腕を振らないとか、
いろんなイメージをしながらスイングしていると思います。
でも、果たしてイメージした通りにスイングできているでしょうか？
たぶん、僕ぐらいの100前後の人のほとんどは、
イメージとかけ離れたスイングになっていると思います。
試しに一度、スマホやビデオカメラで、自分のスイング動画で撮って見てください。
イメージしたスイングと大きくかけ離れたスイングになっていると思います。
ちなみに動画は飛球線の後方から撮るとわかりやすいです。
ゴルフスイングのイメージと現実のギャップを理解する
頭のなかではタイガーウッズやダスティンジョンソンのイメージでも、
実際のスイングを撮影して見ると、とても飛ぶとは思えない、かなり残念なカタチに。
まずは、これがゴルフスイングだと理解することが重要です。
頭の中でできていることが現実ではできていない。
このことを素直に認めて、その上で、現実との差を埋める練習や、
YouTubeにレッスン動画をたくさんアップしてくれている、山本道場さんの魚突きドリルみたいに、
イメージと現実の乖離を逆に利用するスイングを身につける練習をするといったことが大切です。
ゴルフはゴルフクラブでボールを打つスポーツであることを理解する
なんて当たり前のこと言ってんだ？って感じですが、
ゴルフのレッスン書やレッスン動画などは、体の動かし方、使い方が中心の場合が多く、
肝心のクラブの使い方の部分が少ない気がします。
まっすぐ飛ばすには、体をこう捻転して、ここから切り返しのタイミングで左足を、、、、。
フォローではクラブを放り出す感じで、、、。
全部、体の動きですよね。
もちろん、綺麗なスイングを目指す上ではとても重要ですが、
ここばかりに意識が行き過ぎると肝心のクラブの動きが置いてけぼりになります。
また、体の動きを意識するあまり、かえってぎこちないかっこ悪いスイングになってしまいます。
また、ゴルフクラブというL字に曲がった棒で打つことを理解することも重要です。
野球などと違い、コルフクラブはシャフトからL時にはみ出す形でヘッドが着いています。
なので、バットと同じうように真っ直ぐな棒の芯で捉えるイメージでスイングすると、
ボールはヘッドの芯に当たらずミスショットに繋がります。
ゴルフはL字に曲がった棒で打つイメージがあると、
フェースでボールを捉えやすくなり、クリーンに打てる確率が上がります。
練習では、ゴルフクラブの動き、
特にフェースの動きを意識しながら練習することが大事になります。
ゴルフボールを無くして素振り感覚で打つ
素振りではとても綺麗なスイングでも、
いざ、ボールを目の前にすると、
素振りとはまるで違うスイングになってしまいますよね。
素振りでは250ヤード飛んでるけど、ボールを打つと150ヤード。。。
ありますよね。（笑）
同伴者に「素振りはシングルなんだけどなぁ〜」なんて言われたりしますよね。
では、なぜボールがあると一気に下手なスイングになるのか。
それは打ちに行っているから。
ボールがあると、無意識のうちにボールに当てようという意識が働き、
体がそれに反応して、力んだり体が前に行ったりしてミスショットに繋がります。
ならば、
素振りと同じでボールを無くせばいい。
ボールを無くせば綺麗なスイングができるのだから。
ってことなのですが、これが難しいです。
それは、ボールをしっかり見て打ちなさいと教えられてるから。
もちろん頭を動かさないと言う意味では大事なことですが、
ジーッと凝視するのは体が硬くなってしまい、まともに打てなくなります。
それに、野球や卓球、テニスやバトミントンなど、常にボールが動いているスポーツでも
人間は瞬時に判断して、ちゃんとボールの芯に当てることができます。
人間にはちゃんとボールを打つ能力が初めから備わっています。
ここは思い切って、頭からボールを消して「素振り」としてスイングしてみてください。
素振りで出来ていたのならば、ボールがあっても無いものとして「素振り」すればきっとうまく打てます。
もし、失敗するなら、ボールの位置を調整してください。
ボールの位置を、素振りの最下点の位置を基準に決めれば、当たりやすくなると思います。
ゴルフは自転車に乗るように
最近よく聞くのがこの言葉。
自転車は、乗れるようになるまで転んだりぶつかったりしますが、
一度コツを掴んで乗れるようになってしまえば、
あとは特に意識しなくても自然に乗れてしまいます。
誰も自転車に乗って、
右へ曲がるから重心を右へ傾けてハンドルを右へ曲げて、、、なんて考えないですよね。
ゴルフも自転車と同じように、
何も考えなくても打てるようにということなのです。
それができたら誰も苦労しないのですが、
たぶん、力を抜いてリラックスしてスイングすれば、
自転車乗りに近いことができるのかなと思います。
自転車に乗るときに思い切り力を入れて漕ぐ人は、
月曜から夜ふかしの桐谷さんくらいでしょうから。
ゴルフ上達のまとめ
いかがでしょうか。
自分のスイングがどうなっているのか動画でチェック。
イメージと現実との差を認める。
ゴルフは体ではなくゴルフクラブでボールを打つスポーツである。
ボールを消し去り素振り感覚でスイングする。
自転車に乗るように打つ。
もちろんすぐには上達しないかもしれませんが、
ちょっと意識を変えてやってみるのもいいかなと思います。
特に、最初の自分のスイングを動画で確認することと、
イメージと現実のギャップをしっかり認めること。
このふたつはとても重要です。
まずは、ここから試して見てください。
きっと今よりも上達できますよ！