APPROACH Z30:ゴルフをスマートにサポートする新世代レーザー距離計
※記事中の画像はGARMIN公式サイトから引用しています。
GARMINから革新的なレーザー距離計が発売されます。
2024年6月27日に発売予定のGARMIN APPROACH Z30は、従来のレーザー距離計の機能に加え、ウォッチとの連携による新機能を搭載した、革新的なゴルフ用レーザー距離計です。
本記事では、APPROACH Z30の詳細な機能、従来モデルとの違い、ゴルファーにとってのメリット、購入ガイドなどを紹介していきます。
ゴルフをもっと楽しく、もっと戦略的にしたいゴルファーにとって、APPROACH Z30はまさに待望のアイテムと言えるでしょう。
1. 【徹底解説】GARMIN APPROACH Z30の新機能と従来モデルとの違い
APPROACH Z30は、従来モデルと比べて以下の新機能を搭載しています。
- ウォッチ連携: 互換性のあるGarminゴルフウォッチと連携することで、レーザーで計測した距離をGARMINGOLFアプリを通じてリアルタイムに共有し、レーザー距離計のファインダー内でピンからグリーンのフロント/バックエッジまでの距離を表示することができます。さらに、ゴルフGPSウォッチ上にレーザー計測した距離をアーク線で表示できます。(APPROACH S70などが対応)
- ピン位置自動補正: ピン位置を自動的に補正し、より正確な距離を測定します。
簡単に言うとレーザーでピンを計るとそのデータがウォッチにも反映されるということです。これまでピンポジは手動でポチポチ設定するしかありませんでしが、Z30を使うとピンを計るだけでウォッチ上のピンポジにも反映されるようになります。
Z30のファインダー内にはピンまでの距離のほかにピンから手前エッジ奥のエッジの距離も同時表示されます。
これは一般的なレーザー距離計にはなかった機能で、正確性を誇るGARMINならではの画期的な機能だといえます。
GARMINはレーザー距離計でZ82を販売していますが、Z82はレーザー距離計自体にGPSを搭載しファインダー内でコース情報を表示するというモデルでしたが、Z30はそれ自体にGPSは搭載せず、ウォッチやアプリのGPSを使いZ30の計測結果をウォッチやアプリに反映させるというある意味逆の仕様になりました。 - PlaysLike距離: 高低差を考慮した打つべき推奨距離を表示します。
- フラッグファインダー: ピンを補足すると、バイブレーションでお知らせし、ピンとグリーンのフロントエッジ、バックエッジまでの距離を表示します。
従来モデルにはなかったこれらの新機能により、APPROACH Z30はよりスマートで戦略的なゴルフを可能にします。
2. 【必見】APPROACH Z30でゴルフをもっと楽しく!ウォッチ連携でできること
APPROACH Z30とGarminゴルフウォッチ(S70など)を連携することで、以下の便利な機能を利用することができます。
- リアルタイム距離表示: 計測した距離をウォッチ画面にリアルタイムに表示できるので、常に正確な距離を把握することができます。
- ピン位置補正距離表示: ピン位置を自動的に補正した距離をウォッチ画面に表示できるので、より正確なショットを打つことができます。
- PlaysLike距離表示: 高低差を考慮した打つべき推奨距離をウォッチ画面に表示できるので、より戦略的なショットを打つことができます。
- グリーン形状表示: グリーンの形状をウォッチ画面に表示できるので、グリーン周りに打つべきポイントを判断することができます。
- ハザード表示: ハザードの位置をウォッチ画面に表示できるので、OBなどのリスクを回避することができます。
これらの機能により、状況に応じた最適なショットを選択することができ、スコアアップに繋げることができます。
3. 【ゴルファー歓喜】APPROACH Z30がスコアアップに導く理由とは?
APPROACH Z30がスコアアップに導く理由は、以下の3つが挙げられます。
- より正確な距離測定: ピン位置自動補正機能により、従来モデルよりもより正確な距離測定が可能になりました。正確な距離を把握することで、より的確なショットを選択することができます。
レーザーで計ったリアルな距離がウォッチにも反映されるのでピン以外にも木や池までの距離もより正確に把握できます。
グリーン以外のポイントを計るとウォッチにはその距離が赤いラインで表示され、グリーンは黄色のラインで表示されます。
表示ラインのカラーが違うため、間違ってピン奥を計てしまった場合はウォッチを見ればすぐにわかるようになります。
またフラッグファインダーを搭載し、グリーン上のピンを捕捉するとバイブレーションでお知らせし、ファインダー内に自分の位置からのピンまでの距離、ピンからフロント/バッグエッジまでの距離を表示します。 - 戦略的なゴルフを可能にする: 単純距離だけでなく風や天候などを考慮したPlaysLike距離やグリーン形状表示などの機能により、状況に応じた最適なショットを選択することができます。戦略的なゴルフを可能にすることで、スコアアップに繋げることができます。特に風は上空の全体的な風を考慮しているので弾道の高いアイアンショットでは特に参考になると思います。
- 集中力を高める: ウォッチ連携により、スマートフォンを取り出す必要がなくなり、ゴルフに集中することができます。集中力が高まることで、ミスを減らし、スコアアップに繋げることができます。
- いざというとき安心:スマートフォンのGarmin Golf アプリとペアリングすると、万が一距離計をコースに置き忘れた場合でも「Find My Garmin」機能で、 最後にアプリ(スマートフォン)とBluetoothで通信していたときのデバイスの位置情報を表示し、見つけ出すのに役立ちます。
APPROACH Z30は、ウォッチ連携、ピン位置自動補正、PlaysLike距離など、他のレーザー距離計にはない独自機能を多数搭載しています。また、赤色透明OLED表示やトーナメントモードなど、ゴルファーにとって嬉しい機能も充実しています。
価格は他のレーザー距離計と比べて高めですが、その機能性を考えると十分に納得できるレベルと言えるでしょう。
・フラッグファインダー(ピンロック) 視覚効果および振動アラート※互換性のあるデバイスとペアリングが必要
・グリーンのフロント/センター/バックまでの距離 (フロント/バック ※ピン位置起点)※互換性のあるデバイスとペアリングが必要
・PlaysLike距離(打つべき推奨距離)(本体のみで標高差を計算)※風や気象環境の考慮には対応のデバイスとペアリングが必要
・レーザーレンジアーク (ペアリングされたデバイスに表示)
・ピン位置自動補正(ペアリングされたデバイスに表示)
・Find My Garmin(ギアを探す)※Garmin Golf アプリとペアリングが必要
まとめ
APPROACH Z30は、ウォッチ連携、ピン位置自動補正、PlaysLike距離など、従来のレーザー距離計にはない独自機能を多数搭載した、革新的なゴルフ用レーザー距離計です。
個人的な興味としては、レーザーで計るだけでその場所から見たピンフロント/エンドエッジまでも瞬時にわかるのはかなり気になります。
これまではカートナビのピン位置を基準に想像したりレーザーをエッジにあてて計る必要がありましたが、Z30ならピンを計測するだけですべてがわかるようになるのでかなり楽になります。
また、今どの地点を計っているかがウォッチのMAPにも反映されるので、コースを俯瞰でみることができ戦略性が高くなります。
ゴルフをもっと楽しく、もっと戦略的にしたいゴルファーにとって、APPROACH Z30はまさに待望のアイテムと言えるでしょう。
参考情報
- ガーミン APPROACH Z30公式サイト: https://www.youtube.com/watch?v=k2Nn5GguVIo
- ガーミン APPROACH Z30 プレスリリース: https://www.youtube.com/watch?v=k2Nn5GguVIo